好きな言葉
「失敗を恐れずやってみればいい。」
信頼関係が無いと発せられない言葉だと思うからこの言葉がとても好きだ。この言葉をたくさんもらえるし発せられるような誰かに信頼され、誰かを信頼できる、環境で中国で仕事がしたいと思う。
他人からこの言葉を言われるということは“この人が本来の力を出せば絶対に上手くいく。逆に失敗を恐れ縮こまってしまって本来の能力を出せないの方がリスクだ。”と思われているということだし、逆に他人にこの言葉を言えるということはそれだけ信頼できる人と一緒に何かをしているということだ。
ただの起爆剤の言葉ではなく、心の底から「失敗を恐れずやってみればいい。」と言ってもらわないといけない。信頼もしていないのに、やる気を起こさせるために起爆剤としてこの言葉を使ったら取り返しのつかない問題を起こしてしまうことがある。
ベットの上の服
中国人の友人から「どこかで見たことがあるんだけどこの人誰か知らないか?」とこんな画像のメールが送られてきた。
翻訳:
每天晚上回家都看见床上堆了一堆衣服。
毎晩帰るとベットの上に服が置いてある。
是叠?还是不叠。。
畳もうか?畳まないでおこうか。。
叠你妹。。。
畜生。。。
漫画を見て思わず苦笑しつつ「こんな人誰か知らない。」と返答した。
すると「我知道他是谁。(私はこの人が誰か知っている)」と返信が来た。
片付けコンサルタントとして活躍されている近藤真理恵さんの本には部屋を綺麗にする魅力が書かれている(「大好きなものだけに囲まれた生活」「片付けはマインドが9割」「「モノを無意味にため込むことも、「とにかく何も考えずに捨てる」という考えにも反対。」)
怦然心動的人生整理魔法というタイトルで台湾でも発売されている(すごい!)
『心が変われば、態度が変わる。態度が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる。運命が変われば、人生が変わる』(ヒンズー教)
中国人の友人からのありがたい指摘と、こんまりさんの本に出会ったことに感謝し、2月初旬に予定している引越しと合わせ心を変える部屋掃除に着手しようと思う。
追伸:中国は春節休暇が本日でほぼ終了。春節中は大都市上海の街中でもすごいことに。(爆竹には魔除けの意味がある)春節中に上海で人気のディスコに遊びに行っていたが、夜中の12時を迎える時にお店の前には大量な爆竹が並べられる。12時を回ると同時に耳を塞がないと耐えられない程の大量の爆竹が鳴り響く。お店のオーナーにかなりの爆竹をたくさん使っていたけど、いったいどれくらいの爆竹を一晩で買ったの?と質問すると「10万元(約125万円)くらい。」との返答。爆竹文化すごいです。
ちんむー的時短テクニック
今回はちょっとしたテクニックで、1日が36時間分にも48時間分にもなるという話。
昨年の今頃とここ数カ月を比べると、会った人数やこなした仕事の量は倍近くにまで増えてていた。
かといってその分倍の疲労感を感じているわけでもなく、むしろ自由な時間も増えている現状だ。
では昨年1月の自分と今の自分では何が違うのか。それは時間の使い方である。ここではその一例を紹介したい。
■ラジオ(podcast)を聴く
昨年末テレビをロフトに移動してからラジオを愛聴している。
ラジオでCNNニュースやバラエティ番組など聴くだけで1日約2時間は節約できている。
理由は、テレビは目と耳を奪われるのに対し、ラジオは耳のみだから。
耳だけ傾けていれば家事や単純作業のいわゆる「〜ながら作業」ができるのだ。
テレビではHDDで観たい番組の撮り溜めておいたものを週末などに一気に観る。
■先行して予定を決める
今まで予定を決めるのが後手後手になっており、結果として13時川崎の予定の次が
16時丸の内になってしまうなど無駄な時間ができたり、会う場所の距離も遠く、無駄な
移動時間が増えていた。 しかし、先手をうって川崎付近の予定を同じ日に埋め、
丸の内の方との約束を別の日に設定しておけば13時、14時、15時と立て続けに効率よく
会え、次に同じ人と会う際も同じぐらいの日程を開け無理ない日程が組める。
■朝のゴールデンタイム(7時〜8時30分)に雑事をこなす
自分は会社から徒歩3分の場所に住んでいるので、始業時間の2時間前に会社に行き、
会社を開け、メールを送ったり、書類整理などをおこない、8時半に家に戻って朝食を食べて定時に出勤している。
実際は一時間半弱の時間なのだが、誰にも邪魔されることなく、淡々と仕事がこなせるので集中が切れる事なく作業が
出来、実質は半日分の仕事ができ、2時間は節約できている。
■昼寝する
これは意識的にというよりは本能的に。だってお昼食べた後って眠いんだもんw
出先の場合は難しいが、会社付近の場合は家か車で寝る。寝すぎるとダルくなってしまうが
適度な睡眠は午後の作業効率が一気に伸びる。
以上、書いていて自己啓発本まがいの内容に感じてちょっぴり赤面だが
習慣化の為にマンネリにならない工夫をしながら奮闘の日々だ。
余談
そういえば今週浜松町付近で用事があった際、高校の時よく行っていたラーメン屋「天虎」に行ってきた。
武蔵小山から浜松町に移動して以来一度も行っていなかったので約11年ぶりになる。大将と女将さんにその
話をしたら嬉しそうに味玉無料券をくれた。
一三五ラーメン味卵のせ半ライス付き。食前に暖かいおしぼり、食後に冷たいおしぼりをいただけるサービスは
健在だった。11年以上味もサービスもかわらないという、同じもので挑戦し続ける強さ、継続力は尊敬する。
変化する事=進歩と考えていた自分には、考えさせられる良い機会となった。
2012年春節
中国は今晩が大晦日、明日が春節(「正月初一」「大年初一」)。春節を利用して今晩から会社の中国人の仲間と上海から西安へ。雪が降る西安に先ほど到着、街では爆竹が豪快に鳴り響いている。
中国人にとって、1月1日ではなく春節が一年の始まり。日本人が大晦日にコタツでミカンを食べながら紅白歌合戦を見るように、春節は多くの中国人は故郷に戻り家族と春節特別番組CCTVを見ながら 餃子(北部が中心)(餃子jiǎozǐ)や餅(南部が中心)(年糕niángāo)を作って食べる。(餃子は形が昔のお金の形に似ているのでお金が入ってくる、餃という発音と交という発音が同じで新年と旧年が交わる、皆が交わること、末永く続くという意味が込められている。年糕niángāoは年年高くという意味が込められる)。
ホテルに到着すると同時に一緒に来ている会社の仲間はテレビに釘付け。喜劇や歌手を見ながらひまわりの種を食べつつくつろいでいる。今日から約1週間お正月モードに突入。日本人からすると1月1日に正月を過ごしたばかりなので少し腰抜けな感じだけど、せっかくなので中国の春節を満喫しようと思う。今晩の12時に爆竹が一番鳴らされ花火が上がるそうなので今日は眠れそうにない。今年一年中国でどのように過ごそうか考える時間にしたい。
その素材として西安への飛行機の中でアメリカでイチローの次の有名な日本人と言われている吉田潤喜さんの『無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジネス7つの法則』という本を読んでいたが、そこに「人間のプロフェッショナルこそが、ビジネスを成長させるのだ」(p181「一流とは」)という言葉があって2012年に意識したい言葉だと思った。
吉田潤喜さんは人間としての温かみを感じされる人が人として一流であり、商売でも人として一流になることがまずは大切だと書いている。僕もその考えに同意だ。考え方、ものの言い方、人との接し方、面倒見の良さ(恩着せがましくは無い)、周りを自然にほぐす雰囲気、誰に対しても平等な態度、腰の低さ等から温かみを周りから感じられるような人間に向かっていける一年にしたい。中国で事業を始めて2年目になり中国人との事業が増えてきたがビジネスモデルや金銭感覚もさることながら、一緒に何かをしたいと思われるに値するだけの人間になれるかが重要だと思う。
C世代として
新年一発目の日経新聞元旦号で一面を飾った連載コラム「C世代駆ける」という記事、
1月3日早朝に地元の政治家から電話がきてびっくり。
『おまえの友人が日経の一面に載ってたぞ。これからは君たちの時代だよ、自分もしっかり君たちに繋いでゆけるよう頑張ってゆくから。』というような内容をいただいた。
そう、なんとその記事にはあらんが載っていたのだ。年末に東京に来ることがあったので細やかな忘年会をひらいた際に話には聞いていたのだが、実際紙面に載っていた時には嬉しく、また誇らしく、同時に焦りも感じた。
それからというもの毎日C世代の記事をチェックしていたのだが、同世代で活躍する若者たちにスポットをあてた大変読み応えのある記事が並んでいた。日経が震災の翌年一番最初に特集を組んだのには次世代への強い期待が込められているに違いない。
因みにC世代とは、日経曰く、こうある。
「ジェネレーションC(C世代)」はここ数年、米国で使われ始めた言葉だ。年齢は限定しないが基本的に若者。
CはComputer(パソコン)、Connected(接続)、Community(共同体)、Change(変化)、Create(創造)などを意味する。(以下略)※他にも多くの意が込められている。
氷河期世代、団塊ジュニア世代、ゆとり世代など、これまでも数多く評論家・マスコミが主導となって創られた世代があったが、どこかネガティブで皮肉の込められたもので、このように期待の込められた世代名称は大歓迎だ。
(裏を返せば皮肉も言えない程世界的に余裕のない状況とも言えるが・・。)
特集の中でも印象に残ったのがC世代特集の最後を飾った1月12日のグリーの田中良和社長(34)の記事。(一部抜粋)
行動しない人に他人を批判する権利はない。そういう考え方でないと幸せになれない。「政治にリーダーシップがない」と主張する人は自分で政治をやればいい。そうれなければ責任逃れだ。頑張りもせず、文句だけ言っていて幸せか。
ほとんどの人は頑張っていると思うが、自分の日常に没頭している。社会から恩恵を受けていることを忘れず、社会のために行動しなければだめだ。世の中に役立つことをすれば、自分もいい世の中に住める。
僕より年上で仕事をしている現役の人にはもっと頑張ってほしい。いいところも悪いところも含めて、いまの日本を生みだした人たちだ。何かを成し遂げる力、実績もあるはず。頑張ってうまくいってもいかなくても結果は次の世代に強制的に引き継がれる。大事なのは説明だ。なぜ日本はこうなったか。最後にきちんと事実を伝えて終わるのが役割だろう。
グリーが手掛けるソーシャルゲームは、日本で雇用を生み、税収を増やせる数少ない産業だ。石油や鉄鉱石などの資源に頼らず、原材料費がかからない。製品はネットで海外に売れ、島国や極東といった地理の不利もない。独自の世界観、粘り強くつくるといった日本的なものとも相性がいい。たかがゲームと否定的にはとらえないでほしい。
正直自分はソーシャルゲームはあまり好きではないが、若者世代、年配世代に檄を飛ばし、且つ説明責任を果たし結果をだしている田中氏の発言には期待と共感が持てた。
2012年の漢字一字
新年明けましておめでとうございます。新年は広島で過ごし千葉を経由し上海へ。年末、お正月と2012年の目標とする漢字一字を何にしようと考えていた。
『實』
で行こうと思う。中国で実績を上げ、実力を着け、実益を上げられる一年にできればと思う。
實(実)という漢字は【そらごとでない。本当。本当の事柄。】という意味があり「実演・実感・実益・実力・実業・実現・実行・実際・実証・実績・実態・実弾・実物・実務・実用・実例・実生活/確実・現実・故実・史実・事実・写実・真実・切実・如実」と現実的な言葉がたくさんある。結果を意識する一年にしたい。
姉が書道を勉強しているので実という漢字を書いて上海に送ってほしいとお願いしたところ、実の旧字『實』なら「家の中に母がいて、貝はお金を意味し、とてもいい意味があるそうだよ」と教えてもらい旧字を書いてもらうことになった。上海に字が届くのを楽しみにしている。
おっぱいバレー
年末から年始にかけて数字と睨めっこする機会が多い。
過去3年間の部門別業績を作成し、今年度(うちの決算期は7月)
は部門長が設定した目標と前年度と対比している。
全部初の試み。
一般企業の人からすると「マジですか?」と聞かれそうな事だが
マジです。
厳密に言うとこれまでも同じ事はやってきていたが、
経営陣と社員で数字的目標を共有しておらず、営業にしても
事務にしても方向性が定まっていませんでした。
そりゃ今月の売上目標を1000万と考えている人と
100万円と考えている人がいたらまとまるわけがない。
目標を決め、達成する。達成した感動を共有する。
これをやりたいな。やろうよ。
但し、達成してもしなくても現状維持であれば誰も
達成しようとは思わないだろう。
もし自分が綾瀬はるかであればおっぱいバレー的な達成目標
も考えられるが、そうではないので考える。
(おっぱいバレーの内容を知らない人はこちら)
金銭は一番わかり易い達成報酬だろう。メジャーリーグの
契約更新もシビアに見えるが実に合理的である。
共通の敵を作る。レッドソックスならヤンキーズ、
うちの会社の同業他社でうちの前を行っている会社を敵と
みなし、何をもって勝ちとするかを決め、戦う。
面白法人KAYAC(カヤック)CEOの柳澤さんのお話を
聞いた事があるが実にエッジのきいた福利厚生をされている。
思わずこの会社に入りたくなっちゃうw
うちも「まじめに楽しく」働ける環境を作りたいな。
皆さんの会社はどんな達成報酬がありますか?