防災訓練

昨年3月11日の東日本大震災からもうすぐ1年。当時は津波に全てが押し流されてゆくのをTV越しに観ながらただただ圧倒され、自分の無力さを痛感していたのを覚えている。
反面、国民全体に漂う復興への一体感、そして国外からの温かい支援などから、改めて日本という国の強みを再確認できた出来事でした。

後に、あらんが3期生として参加している若者の成長支援コミュニティNPO法人「ETIC」のセミナーに参加させてもらった際にはメンターの方々の復興に対する支援の在り方、手法、何より気概に大変な刺激を受け、自身も微力ながら街頭募金、長洞元気村へのチャリティー、福島の物産展を開催などに携わってきた。



そして今回は3月13日に弊社主催で地域の自主防災訓練を開催する事になりました。


事の経緯は、昨年末に三菱地所の方との会食の中での話から。 三菱地所では、1923年の関東大震災の際に当時の三菱合資会社にて旧丸ビルやその周辺で飲料水の提供や炊き出し、臨時診療所の開設などを行ったことをきっかけに、毎年9月に三菱地所のすべての役員・社員をはじめ、グループ各社や多くの関係者が参加する総合防災訓練を実施している。
詳しくはホームページ参照のこと。



社員は早朝からの準備の為、ほとんどの社員が始発の電車に乗るので、どの車両も同僚で埋め尽くされ、えも言えぬ一体感があるそうだ。また、訓練の中からトビラが地震のたわみによって開かなくなる事がないような設計などのアイデアも生まれたという。


同席した関係者一同これにはすっかり感動しきり。窓ガラスの飛散防止という防災商品を扱っている会社として見習わなければ、という事で開催をするに至りました。

幸いに、市の消防署や、防災関連商品を販売しているメーカーさんも全面的に協力をしてくださる事になり、来週から合間をみて地域の方に一軒一軒ご挨拶がてらご参加のお願いに回らせていただく。

これを機にうちでも社員全員で防災に関して真剣に考えられたら嬉しい。