経験の分散投資②

さて、まずは下記の人口ピラミッドを見て欲しい。





これは統計局が作成した2050年の日本の人口構造。


素敵すぎる、65歳以上の人口が40%だ!

2050年というと、俺の年齢は67歳。おうおう、思いっきり40%の中に含まれているじゃないかww この超高齢国家はこの頃どうなっているんだろう。少し悲観的だが、勝手に想像してみた。読んで貰っている方々も2050年の自分と周りの環境をぜひ妄想してコメント欄に書いてみて欲しい。



【若年層】
人口ピラミッドの底辺を支える機関士たち。一般家庭は度重なる"貧困"の定義改訂に伴い社会保障は最低限まで削られ、苦しい生活に。政治の主導はMajorである高齢者が握るので若者優遇策はなかなか生まれず、また構成人口も少ないのでデモ等の権力への抵抗力もない。地下鉄で老人を蹴飛ばすのが密かな楽しみに。(後述)

ちなみに2010年時点の貧困の定義を比較してみよう。
日本: 年収305万円以下  (夫婦+子供2人=4人家族)
米国: 年収$2万2千以下 (約185万円 夫婦+子供=4人家族)
国連: 年間$500以下での生活 (約4万円)


さて年金を削るのか、それとも若年貧困層を救うのか、老人大国になる日本がどちらを優先するかを考えてみて欲しい。


【中年層】
人口ピラミッドの修正を目的とした移民(もしくは何かしらの形で長期労働が許された外国人)との競争激化と、親世代の介護に追われる日々。また高齢化に伴い、70歳にならないと役員の道が見えてこない叩き上げサラリーマン(入社50年目!)たちの果てしない戦い。終身雇用もここまで来ると終身刑だろう。1990年代の「24時間闘えますか〜?」のCMが笑い話に。(俺達って24時間×50年だぜ!みたいな)


【高齢者】
高齢化に伴う定年の引き上げにより70歳とか75歳まで働く時代の到来。年金制度は受給開始年の引き上げと、貧困定義の厳格化で予算を確保しなとか維持するも、ピラミッドの下で搾取され続ける若手・中堅の敬老精神は消滅。車内で3割を占める優先席に座っていると、仕事に疲れたサラリーマン達に蹴飛ばされる事件が多発。「天誅なう」が流行語大賞に。


うおーーーーーーーーーー
自分で書いていて怖いくらいスラム。笑


勿論ここまでひどい事にはならないかもしれませんが、日本という国や会社に全体重を預けていると「もしもの日」にどこにも逃げられなくなるよと。色々な場所でChanceを見つけて、付加価値を創り出していく練習をしておけば、"もしかしたら"役に立つかもしれません。

顔が違う人・文化が違う場所・慣れない言葉、そういう場所で生活していくことは思った以上に大変だなーと中国に来て正直に思った。あ、俺ぜんぜんグローバルじゃないじゃんと。外国人100%の場所で新しいもの提案しきれてないじゃんと。

将来のことを危惧して、海外分散投資(日本だけに張るのは危ないから、色々な国に賭けておきましょう)の本を買っている人たち、今ある資産にばかり目を向けるのではなく(どうせ大してないんだから)自分の経験も分散投資しておいたらいかがでしょう??

海外で働くのはお手軽な分散投資だと思う。「日本本社に居たほうが出世できるのでは?」という人、そうかもしれません。でも出来ないかもしれません。それが"分散投資"ですから。

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長々とすみません、言いたいことは書けたけどもう少し整理しないとなーと反省。次また頑張ります。


さて2万Hitを達成して時間が経ちましたが、大物ゲストにお願いをしていたので時間がかかりましたね。上海の19時以降系No.1ブロガーと呼び声の高いあのお方・・。蜜さん、お題は自分で決めますか?何か考えましょうか?笑 


ぞーたん