ブログ再開(ぞーたん)

地震について、3人でBlogを書くという話は正直反対だった。
(だから、後だしジャンケンにならないように急いでこの文章を書いた)


やれることへの意思表示・復興策の議論・募金集めそういう内容に最近疲れている。募金もした、同期と熱くやれることも議論してみた。でもやればやるほど、『いいこと・前向きなことを言わなきゃいけない雰囲気』が怖くなってきた。『頑張れ日本』その言葉は声に出さなきゃいけないの?大切な人を失くし、住むところもの目処も立たず、声も出ない人の横で叱咤激励することが本当に正しいの?

ただ泣いて、心の底からやってくる悲しみが癒えるよう祈ること。親しい友人に、また昔みたいに飲んで・酔って・馬鹿騒ぎして、楽しいねって笑っていたいととメールをしあうこと。そういうサイレントな方法で支えるやり方もあるんじゃないかと思っています。

「被災しなかった」という事実をブラックボックスに入れて「俺達は"目に見える成果"を持って応えるべきだ」という論調一本になることが今も納得出来ていません。被災地に行きボランティアに出ている人、今も福島で復旧活動にあたっている人達を尊敬します。ただそれを安全な所からやいのやいのと応援して、自分達も役に立っていると思い込むことましてそれを表立って応援しない人を批判・拒絶していくこと、そういう人達がメジャーなポジションを占めることが本当に思いやりなのか考え込んでしまう。

「国をあげて」というけれども、これはワールドカップみたいなお祭りじゃなくて、連続する時間の中で起きた事件。乗り越えるには忍耐が必要だと思う。Feverにやられている人、ただ静かに祈ることや心穏やかに日々を暮らすことも誰かの癒しになっているはずです。

I pray for all, I pray for myself.

一日も早くみんなの笑顔が戻りますように。

ぞーたん