『中国』

こんにちは。ぞーたんからバトンを受けましたあらんです。今回のお題は『中国』。テーマ中国、中国、中国、、、で、でかいテーマだ。と、しばし頭を悩ませてしまい数日パソコンを閉じてしまったがこのブログの一つの目的に、

・どんなテーマでも与えられたテーマで文章を書く練習。

ということがあるのでとりあえず中国という言葉がどのように生まれたのか、我らがSanRenXinがお世話になっているHatenaのはてなキーワードで調べてみた。

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《中華人民共和国の中国》
現在では主に中華人民共和国の略称として用いられるが、「世界の中心の国」であるとする中華思想に由来し、古くから華北、華中及び華南等の総称であった。

《日本、中国地方の中国》
日本の中国地方の略称でもある。平安時代中期に編纂された延喜式により畿内に近い国から「近国」「中国」「遠国」と区分されるうちの「中国」に属していたことに由来する。

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どちらの中国も中国在住、中国地方(広島)出身の自分としては頭の中にインプットしておきたい知識だ。

今日は国の方の中国の説明にあった「世界の中心の国」であるとする中華思想に注目。

僕は中華思想と聞くとまず中国のマイナスイメージとつなげてしまう。例えば、昨今のチベット・ウイグル問題、東シナ海ガス田問題といった中国の外交。また、中国生活で目にする自分の車最優先の交通状態、地下鉄で下車客無視で我先にと座席を取りに乗り込んでいく人(後160日に迫った上海万博を前にし改善されつつはあるが)、自分の写真を携帯のトップ画面にしている若い女性といった、遠慮とか、謙虚とか、譲り合いが美徳とされている日本で育った日本人からすると、え?と思う行為から、中国人って自己中心的なのか、根底には中華思想があるんじゃないかと思ってしまい、中華思想という言葉が中国のマイナスイメージにつながるという具合だ。(え?と思うことの根底に本当に中華思想があるのかはこれから更に学んでいかなければならないが)

ただ、マイナスイメージだけではなく学ぶべきところもある。例えば、自分に自信を持って自分が中心になって求心力を持つ生き方

元暴走族の金太郎がサラリーマンとして活躍していく姿を描いた大好きな漫画、『サラリーマン金太郎 10巻』にこんなシーンがある。(サウジアラビア出張でプラント建設の大失敗を経験し自分の負けを認めるものの、失敗を自分の血となり肉となり次の力にし自分を成長させる力が一番大切だと学び、日本に帰国する機内でのシーン)

「金太郎・・・人間の大半はいとも簡単に自ら脇役になり下っちまう 挙句に負けおしみで自分の中だけで主役を楽しんでいる・・・張ってやれ 負けても負けても負けても・・・ 主役を張り通してやるんだ・・・」

主役を張るという生き方、難しいことではあるが自分らしさを発揮できる自由で楽しい生き方だ。また難しいがゆえに、自分を含め多くの人が脇役に回ってしまうのだろう。自信を持って主役になるか、自信が持てず脇役になるか、自信かと思っていたら実は過信で自分の中だけで主役を楽しんでしまっているか、くれぐれも過信で生きないように自信を持って脇役から主役になる努力を重ねるべきではないか。自信を持った求心力のある国、人、物の創り方、中華思想を根底に持つ中国、中国人から学べるところは多そうだ。

自分の出身地、中国地方にはシャッター通りと言われる活気の無い「繁華街」や、山岳地の限界集落など、なんとかこれから活性化すべき市町村がたくさんある。「昔はこの映画館は週末になりゃーいつも満員じゃったよ。(ガラガラの映画館を見て)」「今年の夏祭りはあまり盛り上がらんかったわ(毎年の楽しみの祭りを終えて)」こんな言葉は聞きたくない。ただ、それが現実、何かできないだろうかと実家に帰る度に感じる。各地方自治体がそこに住む一人一人が、自信を持てる、求心力のあるコミュニティーを創っていかないければ地方から暗いニュースは消えていかないのではないか。

ということで、次のテーマは『地方活性化』でちんむーよろしくお願いします!

                                あらん