『クリスマス』

うお..気づいたら俺の番に..。
上海は先週末から零下の温度に。今日は天山路付近に行ってきたのだけど、午後7時でモールの前の池が完全に凍ってたな。

さて、クリスマス。
実は私、幼稚園(カトリック)+小学校(プロテスタント)のあわせ技で育っている。子供の頃の教育はその後の人生に本当に大きな影響を与えるものでこんな私でも今でもオルガンやら賛美歌やらの音色が好き。クリスマス(25日の夜)の前後には各地の教会やキリスト教系の大学や学校でページェントと呼ばれるキリスト生誕の劇が子供達や学生によって行われているはずなので、もし時間がある方は一度は見て欲しいと思う。聖母マリアの不安、羊飼い達の歓喜、あなたがキリスト教とは関係がなくてもあなたの心を暖めてくれるに違いないと思う。


せっかくのクリスマスネタなので経済とか難しい話はしないで続ける。留学先の大学で欧米系の学生がXmas Holidayを過ごすべく続々と帰国している。日本人とクリスマスはいつから親しくなったのだろう?

日本に来た最初の宣教師は課の有名なザビエルだ。(中学時代に一度はこのあだ名で誰かを呼んでいることだろう)彼が来たのは1500年代だったと記憶している。やがて来る江戸時代ではキリスト教は激しく弾圧された。Wikipediaによれば近代日本にクリスマスが導入されたのは1900年の明治屋によるクリスマス商戦の展開だったとある。あれ、まで100年しか経っていない。しかも商戦という言葉が出てしまったのでこの話はここで終える。自由で申し訳ない。だが、書き手は私だ。


何が言いたかったかというとクリスマスは日本に入ってきて100年だ。100年後の銀座を見て欲しい。不況とはいえ、流れるクリスマスソング、リボンの掛かった荷物を抱える老若男女。


中国を見てみよう。そんな姿はほとんどない。ローマ法王を絶対とするカトリックに対して厳しい態度を取っているからだ。(付け加えるとバチカンは台湾と正式な国交を持つし、中国共産党はバチカンと正式に断絶している。)プロテスタントは政府公認のプロテスタント協会のみ存在する。(約1500-1800万人(当代中国人宗教信仰調査(2005)) 台湾との関係正常化をする上でバチカンとの関係修復は必要不可欠。日本の不況にあえぐおもちゃ屋さん達は中国とバチカンの関係に注目してはどうか??いつか来るクリスマス商戦に向けて、工場を建設する準備を検討すべきだろう。


あ、結局商売の話になっちゃった。

Happy Happy Christmas.

===Stop
あらん⇒せっかくの季節ネタなのでもう一つクリスマスを。