僕が歩いた上海

前回のぞーたん記事コメントで一休さんに紹介してもらった崇明島に行ってきました。

崇明島は中国3大島の一つ。(残りの二つは海南島と台湾島)上海市内から長江をはさみ車で約1時間、フェリーで40分揺られるとそこには上海の一部とは思えないような地平線と水平線が同時に望める絶景が待っていた。
島の中心に位置する森林公園は特に自然に溢れている。
芝生に寝転がりながら本2冊でも読めば素晴らしい月曜日になる事うけあいである。

台湾島を中国と捉えるかどうかは議論を呼びそうだが、崇明島は他の二つの島と比べて観光誘致
がうまくいっていない気がする。上海からの立地、交通の便、島の素晴らしさを考えれば、もっと観光名所として認知されてもいいのではないか。


上海でこんなに素敵な自然を感じる事はないと思っていたので、違う一面を発見できたとてもよい旅となった。
ぞーたんナイスバトン、そしてありがとう一休さん!


ところで皆さんは旅をした時、どんなところに楽しみを求めますか?
歴史的背景、土地の特産、景色、現地の方との触れ合いなど色々あると思いますが、そんな
旅の楽しみに関して抽象的に考えてみた。

■意外性を楽しむ
期待せず(または予期せず)に行った旅が案外と楽しい旅だったりする事がある。
これは旅への事前の期待値のハードルが低いので、仮に些細な出来事でも素敵に思えてくる。
今回の崇明島旅行はこれにあたる。
その逆の意外性でも楽しめはしないか。
期待値が高く、その割に実際の旅は大したことがないと「がっかり」する。
その落差があまりにも大きいとがっかりを通り越して楽しくなってくる。
旅先での食事がちょっと不味かったら落胆するが、あり得ないぐらい不味いと怒りを通り越して
不味さが「オイシイ」へと変化する。

■確実性を楽しむ

一つは旅程を綿密に計画し、イベントをクリアする毎に
一つ一つ升目を全部埋めてゆくような喜びを感じる旅。スタンプラリーなどが良い例だ。

もう一つはそこを訪れれば間違いなく楽しめる旅。
自分の場合は神奈川県の南足柄にある大雄山最乗寺に行き、帰りに秦野のインターを降りて
蓑庵という炉端焼き屋に行き、食後に川辺に足をつけるコースは鉄板だ。
このルートで外した事は一度もない。

確実と言えばイチローは遠征時、一度見て面白かった「確実な」ビデオを持ってゆき、
試合前に精神状態がブレないようにするそうだ。

■トラブルを楽しむ
旅とトラブルはつきもの。その時は楽しめないかもしれないが、後々よく笑い話なる。
大学時代、友人とタイに行った際に友人が現地の水にあたり、急性盲腸炎になった。
男性医師が直腸検査をした際の彼のえも言えぬ表情が今でも忘れられない。

世の中には敢えてトラブルを求める酔狂な人もいる。
岡本まい著書の”「危ない」世界の歩き方”は危険な旅の魅力に憑りつかれた著者がバックパッカーとして旅をした国々の貴重な体験を綴っている。

「危ない」世界の歩き方

「危ない」世界の歩き方


自分は意外性と確実性で分ければ意外性を楽しむ事が多い。確実性を求めるのは
非常に限られた数か所となる。 今のところ上海はまだまだ意外性に満ち溢れている都市だ。
これからもその意外性を楽しんでゆきたい。


さてお次のバトンはSanRenXin三人行ブログの10000pvを記念して、ゲスト投稿をしてもらいます。



それでは、10000pv記念投稿のゲスト&バトンを発表します。
ゲストは、、、


上海在住の今をときめく20代、イーティエンさん!


お題は、、、


『上海』


よろしくお願いします。