『師走』

『師走』のバトンを受けましたあらんです。週末、気分転換に上海から列車で2時間弱の杭州に行ってきました。

土曜日午後、本棚から3冊本をかばんに入れて、いざ列車に。上海からのアクセスが中国式新幹線、和諧号(CRH)の完成で便利になっている杭州は中国の人気観光地の一つです。上海よりも緑が多く空気がきれいで書き物や読み物が進みます。日本でいえば軽井沢のようなイメージ!?(軽井沢はまだ行ったことないですが汗)


今回持っていった三冊はこれ。
中田英寿 誇り』小松 成美 (著)
⇒我らがSanRenXinぞーたん氏から拝借した一冊。自分に厳しく20代を生き抜く中田、かっこいいです。謝謝ぞーたん。

1Q84(BOOK 1』村上春樹(著)
⇒ふとしたきっかけから現実社会から1Q84世界に入り込む話。奇想天外な展開は旅のお供にはもってこい。

勝てば官軍』藤田田(著)
⇒日本にマクドナルドを広めた藤田田の一冊。ビジネスマンとして学べるところ多々。


僕は大学1年生くらいから読書が好きになりました。それまでの自分には無い知識や感性を本を通して知り、自己刷新をしていきたいと思い本を選びます。


ちょっと話は変わりますが、好きな言葉(しっくりきている言葉)に、
『人事を尽くして天命を待つ』
があります。


「人間として出来るかぎりのことをして、 その上は天命に任せて心を労しない」と広辞苑では説明されていますが、僕自身この言葉は、

「目的に向かって日々自分のできる限りのことをしていたら、そのうち自然と身体や脳がが次のアクションに向かっている」

と解釈しています。野球でたとえるなら、毎日毎日素振りをしていたら、いつの日か打てなかったピッチャーの投げるボールに勝手に身体が反応しスイングしヒットが打てている。といった感じです。


読書も『人事を尽くす』というイメージで進めています。様々な知識、感性、シーン、主人公の生い立ちなどを頭に入れ続けていればいつかそれが自分の必要な力になっている。なんでこんな動きをしているのだろう?あ、あの本から学んだからだ。という読書ができればなと思います。


忙しくて師匠までも走ると書いて『師走』。忘年会をしたり、来年の事業計画を立てたり、今年一年お世話になった人にご挨拶をしたり、年賀状を書いたり、お正月の準備をしたり、大掃除をしたり、やることが多い一年の締めくくりで、良い新年を迎えるためにとても大切な月ですね。


ここでも、『人事を尽くし天命を待つ』の言葉を応用し、良い2010年を迎えられるためにも、できる限り2009年の大晦日まで動き回り、2010年最高の書きぞめの言葉が自然と頭に浮かんできて、スラスラっと書け、良い2010年を迎えられればなと思います。


杭州では、今年一年の振り返り、来年の計画を考えたりしていました。手帳をパラパラとめくり、2009年1月1日から振り返ってみると、今年一年で何を成しえたのか、何ができなかったのか、どういう人との出会いがあったのか、危機感、焦燥感、満足感、いろいろ思い出します。2009年も後25日!2009年ラストスパートの師走、駆け抜けましょう!


写真は今回昔の友人を訪ね訪問した杭州の田舎町、灵山(lingshan)。自然の洞窟などがありなかなかの場所でした。



ではでは、次のテーマ、年末、正月、コタツに入ってDVDで楽しみたい

『映画』

でチンムーよろしく。