SINGAPORE HONEYMOON

大学時代留学をしていたSingapore(新嘉坡)に約6年ぶりに
ハネムーンに行った。6年という期間を振り返る良い機会に
なったと同時にノスタルジックな気持ちも吹き飛ぶほど
シンガポールは劇変していた。



お世話になっていた知人を二人訪ねたが御二人とも
シンガポール滞在歴18年の強者で、色々とシンガポールの今昔
を教えてくれた。ここに感謝申し上げたい。



人口も依然の400万人から500万人にまで達し、街は日夜問わず
物凄い人の数。



オーチャードロードには多数の高級ブランド店が立ち並ぶが、
まるでそこが駅前のスーパーと見間違える程の人だかり。
余暇を楽しむ中国人・華僑の人たちで賑わう。



世界最大の観覧車であるシンガポールフライヤーから望む景色は
マリーナベイを中心に発展著しく、F1サーキットのコースが一望できる。



6年前は大学生が中心となったカジノ反対運動も虚しく
ベガスSUNSの系列であるマリーナベイサンズは活況を極め、
高額のチップが飛び交っていた。


シンガポール政府が目論んでいた海外旅行者の誘致は完全に成功して
いるように見える。


一方で国民には100SDの入場料を取ることで国民の
ギャンブル依存を低減する政策もなんのそのと、大勢の
シンガポーリアンがカジノに興じていた。
中には闇金に手をだしてしまい取り返しのつかない状況に
陥っている人もいるそうだ。



発展によるプラスとマイナスを含みながらも、
生き物のように、意思をもって確実に前へ前へと
成長をし続けているシンガポールに心打たれた。



自分はこの6年でどれだけのものを身に着け、どれだけの人と出会い、
どれだけの足跡を残してきただろうか。



今回は人生を振り返るターニングポイントとして
とてもよい旅となった。



最後に:ラッフルズホテルのシンガポールスリングとナッツの味だけは
変わらないでいてくれたのがとても嬉しかった。